小説の書き方虎の巻!上手な物語のつくり方を伝授

まずはあらすじを書いてから起承転結を考えてみよう

小説には、その物語の動きがあります。最初にタイトルを決定したなら、あらすじを考えていきましょう。どういった感じで物語を進めていくかということです。あらすじを考える際には、きちんとラストまでを考えておくということです。

ラストまで書くと、物語の全容が明らかになるでしょう。全体的にどういった話にするのか、見通しを決めておけば、小説を書き終えることができるのです。小説を書くにあたっては、話しを完結させることもポイントです。

なので、まずはあらすじを最後まで書き終えておいて話しの筋道を立てておくようにする必要があるのです。そうして『起承転結』をあらすじを考えていく中で分解していくことも一案です。

起承転結に分けてあらすじを考えてみて、小説を書くのは難しいようだと思われるのであれば、そのあらすじに難があることが考えられるため、あらすじの作り直しが必要となるでしょう。

しかし、あらすじがきちんとしているのであれば、小説を書いていくことはできます。『このあらすじだったら小説にできる』と自信を持てる状態まであらすじの改良をしていくことがおすすめと言えます。

また、あらすじの中で作者が読み手に伝えたい事や、伝える必要のあることというのは1つだけなのです。あらすじを考える工程でその物語がどういった世界観になるのかといったことを伝えなくても問題はありません。

固有名詞なども最低限にすることがカギです。さらに、独りよがりにならないようにすることも大事です。書く本人は話しの中身は大体把握しているものです。しかし、読む人は話しの内容を読む前から知る由もないのです。

例えば、あらすじに『さて、どうなるのか?』などと書いたとしても、さほど話しに興味を持っていない読者にしてみれば、さっぱりわからないといった状態になります。なので、こういった場合には相手がどういった点に興味を抱くかという事を考えるべきです。

幾らかは話しの内容にも触れることが必要になってくるということです。さらに、ここからは読者の方に読んでいただくための対策を施しましょう。それは、ターゲットを絞るということです。

読者の方は、年代や性別、職業なども異なるものです。その中で、皆に読んでもらおうということは不可能と言えます。『こういった話しは皆に受けるだろう』という傾向はないわけではありません。

それでも、皆が皆読んでくれるというわけではありません。なので、作者自身がどういった読者をターゲットにするかということを考える必要があります。そのうえで、そのターゲットが興味を抱いてくれるような言葉を、あらすじに盛り込むことが賢明です。

また、作品をネット上などに投稿する際には『自信がないですが』や『~ではありますが』などといった具合に、作品に関する言い訳はしない様にすることもポイントです。プロになったような意識で自信を持ってあらすじを作製し、物語を書いていってみてはいかがでしょうか。