まだ作品を書いた事のない方であれば、物語をどの程度の長さにすれば良いのかという点で悩む事も少なくないかもしれません。長い作品を書いていくことは大変そうに思えますし、短ければ反対に簡単なのではないかと思う事もあるでしょう。

初めのうちは短編にすることが適している可能性があります。ネット上には色々な小説投稿サイトがありますが、そうしたサイトで自作を投稿したとしたら、コメントが付くものです。

その際には、短い作品の方がコメントが付きやすいのです。コメントが付くとモチベーションアップにも繋がるでしょうし、読んでもらえているのだなということが、実感できるものです。

辛口のコメントが付くこともあるかもしれませんが、それでも執筆の励みとなるはずです。短編の作品は、プロの世界では少ない原稿枚数の中で作品の世界観を表現することになるため、文章力が特に必要とされます。

それに、編集者及び読者の方からの見る目も厳しくなるものです。それだけ良質な純文学などの小説があるのは確かですが、文学作品の公募でない新人賞では、長編小説の募集がされています。

ミステリーやファンタジーといったエンターテイメント系の作品を書きたいのであれば、長編小説を執筆されることも一案です。分量の多い文章を書くことは大変なものではありますが、長編作品では受賞しますと単行本化されるケースも少なくないので、プロの作家を目指す方には適しているでしょう。

長編を書くとなると時間はかかってしまう可能性はあります。作品が完成するまでは、新人賞の締め切りがあることを考えると、短くても1年ほど、長くなると1年半ほどは必要になることは覚悟が必要です。

文の量が多くなるということは不利なようにも思えますが、メリット捉えることもできないわけではありません。長編なら、短編よりも審査のチェックの目もそれほど厳しくならないからです。

また、小説を書いている方などの意見などを見てみると、趣味の範囲内で書くだけなら初心者でも長編から書き始めても問題ないとしています。しかし、上達することを目指すなら、掌編から始め短編を書き、それから長編に移っていくというように、ステップを踏んでいく方が効率的だという声があります。

掌編小説というのは、短編よりもさらに短い作品を指します。短い作品だとすぐに書けます上記の通り評価も付きやすい(ネット投稿で)という特徴があるからです。長編の場合は時間をかけて書いたとしても、なかなか評価が付かないということもあるということです。

さらに、他の方は突然長編から書き始めてしまうと途中で挫折をしてしまう方もいるため、例え短かったとしても、最後まできちんと書き上げることが大事だとする意見もあります。よって、時間はかかってしまうかもしれませんが、短い作品から書いて小説を書くことを掴んでから、新人賞用の長編を書いていくというパターンも一案ではないでしょうか。

まずは最後まで書き上げるということが重要なのです。