作家になりたいなら、やはり読書も欠かせません。多くの本を読むことは、作家を目指す方にとってはとても重要なのです。それでも新人賞を取った方の中にはあまり本は読まないという方もいらっしゃるものです。

ただ、そういった方は2年か3年もすると消えて行ってしまうケースもあります。反対にずっと作家として継続できている方は、本を沢山読んで努力を重ねているでしょう。インタビューを聞いて『そうか、本を読まなくても作家にはなれるのか』と思ってしまったり、インタビューを受けていたその作家がそれから先も同じく活躍できているとは、あまり考えない方が賢明かもしれません。

読書をするとすれば、どういった内容のものをどの程度の量読むかにもかかってきます。作家になりたいのであれば、この点は大事なポイントとなるでしょう。ただ、何でもかんでも読めば良いというわけではありません。

効率的に読書をすることが求められるのです。もしあなたがこれまでにさほど本を読んでいないとしたら、自分と同じ方向性のジャンルの本の中でも特に有名な作品を100冊ほど選んでみます。

この際には上下巻となっているものやシリーズものはそれで1冊と考えます。ネットを駆使して人気の作家やベストセラーなどを探してみると、100冊ほどは割と時間もかからずに挙げることができるのではないでしょうか。

そうでなければ、本が好きな方が身近にいるならどういった本が適しているのかを聞いてみるのも一案です。このように、1つのジャンルに絞って探ってみると、どういった代表作があるのかということだけでなく、そのジャンルがどういった経緯で成長をしてきたのかという歴史さえも知ることができるでしょう。

それによって、今後どういった作品を書いていけば良いかという点が見えてくる可能性があります。ピックアップされた本を読んでいると、自然と本を読む習慣も身に着くことが考えられます。

読書を重ねていけば、あるジャンルの中においてどういった作品が優秀であるのかという点がわかってくるものです。その作品の優れている部分が、どういった具合に作られているのかを自身で探ってみます。

純文学であるなら、最初に文体や言葉の選び方、展開、最後において勉強になるなと思える作品を選ぶのです。エンターテイメント作品であれば、人物相関図やプロット、登場人物のプロフィールといったものになります。

さらに、作家としてどういった時代性が受け入れられるのか、またはフレッシュな感覚を得るために本を読みましょう。

例えば、1人の作家に焦点をあててその作家が出す作品を追っていくという方法も手段の1つになるかもしれません。選ぶなら、好きな作家であり好きな物語にすることもうってつけです。

そして、応募したいと考えている新人賞が既に決まっているのなら、その新人賞の関係する文芸誌を読んでいくという事も大事です。これまで読んだことのない作家や今多く読まれている作家のことを学ぶことができるでしょう。