小説を書いていく上での方法では、プロットの作成に重きを置かれることがあります。著名な作家も、メモ用紙などに作品に関して色々と書き出しているものです。時には徹夜をすることもあるでしょう。

こうして悩み抜いてプロットが作られているわけですが、この作業の必要性について考えてみたいと思います。もうあらすじは考えていて、背景設定やキャラクターも決定している、最後のシーンもどの様にするのかを決めてしまっているとします。

ただ、もしファンタジー作品を書くとすればそこまで立派なプロットを作り上げる必要はありません。段々と強さを増していく敵たちを倒していき終了、といった程度のプロットでも問題ないのです。

それでもプロットを書くとすれば、あらすじをわかりやすいように起承転結にしましょう。そうして、起承転結にしたものをよりわかりやすくするためにプロットにします。この時点で、裏切りや陰謀、ドラマチックに戦いに勝つことなどといった、エピソードを書きだしてみることがポイントです。

今の段階においてだけ、あなたが書きたいと思うシーンや、『登場人物にこんなことを言わせたい』という様なセリフなどを頭の中で色々と想像できます。作品を実際に書き始めると、書きたいと考えていたシーンを入れる事を忘れてしまうことや、言わせたいと思っていたセリフを飛ばしてしまうこともあります。

なので、徹底して想像してプロットに書き連ねていきましょう。そうして、プロットの下にはどんどんとアイデアを書いていくことがうってつけです。ただ、アイデアを色々と書いてもそれを全て実際に本文で使う必要はありません。

プロットが決まったなら、今度は視点を定めてシーンを作ってみます。このシーンは一人称を使い、こちらのシーンでは三人称を使うといった具合です。設定には矛盾点のないように気を配ることも大事ですし、細々とした描写を書き加えて肉付けをしていきます。

この様にしていくと、物語を完結させることができる目途が立ったのではないでしょうか。ちなみに、プロットの作り方には『ハコガキ』という方法もあります。作り方は、まず何枚もメモ用紙を用意します。

そして、1枚ずつ(これを箱に見立てます)に物語を場面ごとに整理しつつ書いていくのです。場所や時間、登場人物、出来事、伏線などといったものです。書き終えましたら、それを机に並べてみて要らないと思うようなものは削除していきます。

もし足りないなという場合には、箱を足すのです。ハコガキを利用することで、物語の曖昧な感じをなくすことができますし、唐突にもならないというメリットがあります。伏線に関しては、プロットの中にも入れた方が良いという向きもあるため、ハコガキにも入れてみることが大事です。

きちんと話の筋を整理して書いていかないと話が唐突になってしまうので、そういったことを避けるためにもハコガキなどのプロットを作成することが大事だということ
です。